2011年2月6日日曜日

世界における日本の位置

日本の位置
いつも新聞を読んでおりますと、連日のように日本の現状、将来を暗く悲観的にとらえる記事が掲載されております。
世界同時不況の影響は大きく、日本にも荒波が押し寄せて来て雇用問題を始めとする問題が山積されております。
日本に問題がない等とは言わないが、世界を見てみると私は日本ほど素晴らしい国はないと思う。
金融危機の中で「円」に対する信頼は高く、日本が果たすべき役割も多く、悲観ばかりしていたのでは、できる事も出来なくなる。
世界が大きく変わろうとしている今、自虐的(じぎゃくてき)な悲観主義との決別こそ必要ではないだろうかと思います。
「景気悪化」「雇用危機」「生活破壊」いった言葉が米国発の金融危機以来、新聞紙面には連日報道されております。
確かに各国の経済、金融が密接に結び付くグローバル化の時代にあって、日本だけが無縁ということはあり得ないと思いますが、金融危機が表面化する直前の昨年夏、1万2000円台だった日経平均株価は8000円台に落ち込んでおります。
これは、おそらく輸出依存型の日本経済に対する不況の影響を懸念してのことだと思われます。
しかし、その一方で1㌦=110円前後でありました為替レートは90円前後まで急騰し、ユーロ等他の通貨との関係でも独歩高が続いております。
日本の金融システム、経済に対する高い信頼と期待があると思わざる得ないのです。
その日本は1990年代にバブルの崩壊で深刻な金融危機に直面しましたが、もちろん今回の世界に拡散した今回の金融危機とは規模や質とも違いますが、日本が世界の金融システムの安定に貢献できる範囲と役割は大変に広いと思います。
 

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